【墓じまいについて】
跡継がいなかったり、地方にお墓はあるが後継者は首都圏に住んでいるなど、代々引き継いできたお墓を管理することが難しくなっている家庭が増えています。
そうなったとき、お墓から遺骨を取り出し、魂を抜いて解体し、お寺や管理者にお墓を建てていた土地を返すというのが「墓じまい」です。
「墓じまいするのってお金がかかりそうで・・・」
では、実際墓じまいにはどの程度の費用がかかるのでしょうか。
墓じまいの費用のポイント
① 墓地(墓石)の大きさ
② 墓地の立地条件
③ 廃棄処分費用
まず一つ目の「墓地(墓石)の大きさ」ですが、目安としては平米あたり8万円~15万円程度です。 そして二つ目の「墓地の立地条件」ですが、これが重要です。墓石の解体に必要な重機や道具が使える場所なのか、そうじゃないのか、そこで金額が大きく変わります。一番安価に墓じまいできるのはクレーン付きトラックがお墓の前まで入れる場合です。そうなれば「ブレーカー」と呼ばれる人間が乗って操作し、石を砕ける重機も使えるので工事日数も最短で済みます。しかし逆に、エンジン式発電機すら近くまで運べず、全て昔ながらの手工具だけで解体し、細かく砕いた石を手押し車やバケツで少量ずつしか搬出できないような場所では最大の日数がかかります。その立地の違いだけで1.5~2倍の費用の差がつくこともあります。 そして三つ目。最近問題になっているのが墓石の処分です。墓石は自然素材といえ、解体して処分しようとすると「産業廃棄物」になります。「そもそも石だから」とその辺に放置すると刑事罰を受けることになります。なので非常にシビアに取り扱います。通常、当店では全てを破砕し、建築資材として再利用するようにしていますが、ご希望があれば小さく加工し直してご自宅やお庭に飾れるモニュメント作成も承っております。 以上の三つが墓じまいの費用に大きく関わるポイントです。
通路が無い場合の作業路設置例↓
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